「ソニーがおかしくなっていると気付いたのは、’01年に会社の心理カウンセラーが私のところにやってきて、『鬱病の社員がものすごい勢いで増えている。このままでは会社がおかしくなってしまう』と言ってきたときです。その後、社内で親しい友人たちに聞いてみると、原因は’90年代後半からコンサルタントを多用して成果主義を導入するなど、米国式の合理主義経営にのめりこんでいったことにあるとわかったのです」